管理組合の役員輪番から逃れる方法?
- 茂 中井
- 2023年10月19日
- 読了時間: 1分
大半の管理組合では、役員は輪番制で担うことになっていると思います。
大規模なマンションでは、そうそう輪番に当たらないと思いますが、100戸以下の
マンションでは、数年毎に輪番に当たることになります。
ご自分の住むマンションですから、役員になってマンションの状況を知るのは
とてもよい機会ですので、是非、役員になっていただきたいと思います。
一方で、お仕事やご家庭の事情で、役員になってもほとんど活動ができない
場合もありますし、年齢的に無理な場合もあると思います。
そうした状況にあって、今、管理会社が第三者管理者となって管理組合の
運営を行うことで、輪番制で役員にならなくてもよいと提案しているケースが
あります。
管理会社が第三者管理者となるのは、それはそれなりにいいことだと思うますが
一方で、監事も管理会社の別組織のマンション管理士がなるというケースが大半
です。こうした場合は、利益相反の恐れがあります。
管理会社を第三者管理者とする場合には、管理会社と関係のないマンション管理士を
監事として選任すべきと思いますので、管理会社から第三者管理者の提案があった場合は
このことを思い出していただきたいと思います。
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